研究概要 |
序:倫理学 道徳教育 教育哲学と教育倫理学の関係 1,理論編 哲学その他の学問における認識論的・倫理学的刷新傾向と理論 a,価値論の興隆 近代的自我の哲学にみる倫理的特質 ポスト・モダンにおける◆理性批判◆主体の喪失◆他者の不在 倫理的志向性への復帰と新生 ◆正義論、公共性論、対他関係論 価値とは何か、教育的価値とは何か b,新エピステモロジーの誕生 ◆単純化の思考から複雑性の思考へ 自然科学から人文科学的思考への横断と統合 人間的条件への包括的全面的理解 ◆新認識論の倫理的課題意識 2,応用編 a,応用倫理学の教育的展開 地球・生命 b,市民性倫理の刷新 共生・コミュニケーション・介護 と共同体構成意識(個人主義権利論の限界) c,新教養論:21世紀に生きる教養とは 「(知識にと泊まらず)生き方を学ぶ」 多元的文化と寛容・相互理解 地球社会と通底的価値観 付論:新エピスモロジーと学校教育改善の基盤 新旧教科書の国際比較(日仏)思考の改革の視点から 教科領域の撤廃と新学習方法の展開への提言 ※本研究の報告書では、研究のごく一部「価値とは何か、教育的価値とは何か」(価値論の興隆の末尾)をおさめるに止め、11月には全内容の刊行をめざす予定である。
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