研究課題/領域番号 |
08620018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 中央学院大学 |
研究代表者 |
柳沢 弘毅 中央学院大学, 法学部, 教授 (30230262)
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研究分担者 |
米田 富太郎 地方自治研究センター, 客員研究員
佐藤 寛 中央学院大学, 法学部, 講師 (30235329)
出口 育子 中央学院大学, 法学部, 教授 (40227541)
龍澤 邦彦 中央学院大学, 法学部, 教授 (40255162)
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キーワード | ラムサール条約 |
研究概要 |
今年度においては、下記の調査地を選び実地調査を執り行なった。 ◎新潟県のラムサール指定地佐潟の実地調査をおこない、渡り鳥の状況や湿地帯の環境状況を調査した。また新潟県の福島潟や瓢湖、そして羽越地方の荒川、三面川、胎内川等を同時に調査を行い資料収集をおこなった。 ◎千葉県のラムサール指定地の谷津干潟および三番瀬を調査し、さらに小桓川、養老川調査も同時に行った。特に谷津干潟は、水辺の鳥のなかでも干潟に飛来するシギ・トドリ類が多く見られ、シベリアなどの北国と東南アジアやオーストラリアなどの南の国を行き来する旅鳥によって谷津干潟は渡り鳥の途中の中継地として重要な干潟である。子育てのためにやってくる夏鳥、越冬のためにやってくる冬鳥、そして春と秋の渡りの途中に立ち寄る旅鳥と四季をとうして数多くの渡り鳥が飛来する干潟である。そして谷津干潟は都市型干潟であり、他の干潟や湿地帯との比較研究において意義がある。 ◎長崎県の諏早市においては、干拓事業の状況を調査し渡り鳥の移動について現地を直見てまわり、干拓の現況を調査した。また、島原市においては、長崎有数の湧水地であり、噴火以前に調査したのと噴火後の状況や湧水地を比較しながら市役所職員と共に調査を執り行なった。 9年度においては、上記3の現地調査を中心として、渡り鳥や水環境の状況をつぶさに調査を行った。そして、現地における資料収集を行い、さらにラムサール条約や水環境の資料収集を行った。
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