研究課題
本年度は最終研究年度で、日本最北端のクッチャロ湖を始め、宮城県伊豆沼や都市型湖沼地である谷津干潟の現地調査を行なった。またそれらの支川等も同時に調査対象とした。各ラムサール指定地には、各公共団体や市民団体が環境保全活動や渡り鳥の保護等独自の保護活動を行なっている。これらの団体がネットワークによる活発な活動や関係資料の発行などを行い、著しく成果を挙げている。我々もまた積極的に、これら諸活動の成果を摂取し、よたこれらの諸活動に刺激を与えたいと思っている。また、ラムサールに関する文献収集を中心として行い、かつその文責を徐々にではあるが遂行してきた。なお、日本には幾つかのラムサール指定地が存在してるが、本研究期間内に全て調査出来なかった部分については、次年度以降について継続的に調査を行なう予定である。