今年度の研究は、「家計における時間配分」、「日本の製造業における付加価値と生産性」、「高齢者の在宅看護と公的介護サービス」、「EC諸国への日本製造業の海外直接投資」、等の研究を行った。 また、「高齢者と子供との在宅介護のゲーム的アプローチ」を現在研究が進行中である。 国際学会でのゲストスピーカーとして、次の活動を行った。 (1)「在宅介護と施設介護の選択に関する、高齢者と子とのバ-ゲニング・プロセス」 環太平洋共同経済組織:第3回隔年会議、タイ・バンコク、1998年1月 (2)「日本の製薬産業、R&D集中、政府の規制緩和:非推計値的アプローチ」 第5回科学、技術、商業に関する日本の情報についての国際会議、 アメリカ合衆国商務部・国会図書館日本資料センター ワシントン、1997年7・8月 (3)「日本における病院の効率性:ストキャスティック・フロンティア・アプローチ」 生産性成長と効率についての台北国際会議、台湾・台北、1997年6月 (4)「地方自治体病院の費用効率性:ストキャスティック・フロンティア・アプローチ」 社会科学共同学会、ニューオリンズ、1997年1月 学外の医療経済研究機構から、「高齢化に伴う医療・介護サービスの需要と供給及び費用便益の医療経済学的実証分析」の研究課題で研究助成をいただき、研究を行った。
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