研究課題/領域番号 |
08640347
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
野田 二次男 茨城大学, 理学部, 教授 (10007809)
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研究分担者 |
鈴木 博 茨城大学, 理学部, 助教授 (90250977)
藤原 高徳 茨城大学, 理学部, 助教授 (50183596)
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キーワード | 核子の構造関数 / アノマリー / 戸田場 / ゲージ共変な正則化 |
研究概要 |
二次元超重力のアノマリー構造との関連で研究されてきたリウヴィル理論を含む戸田場(二次元)の理論的研究がなされた。理論へのconformalityとlocalityの要請からその解が研究され、正準量子化法による量子化に成功した。そして、exact operator solutionを求めることが可能となった。 量子異常に関連したカイラルゲージ不変な理論についての研究では、supersymmetnc chiral gauge-covariant theoryの超対称でゲージ共変な正則化の方法が研究された。カイラル対称性の破れ等に関連して、1)covariant gauge anomalyの研究、2)アノマリーフリーな場合のcovariont gauge currentの積分可能性の証明、3)gauge supermultiplet sectorの中のone-loop superconformal anomalyの計算がなされた。さらに、renomalonの総和法についても研究された。 核子の深部非弾性散乱の実験的進展により、多くのスピン構造に関する情報が得られるようになった。それらをもとに偏極構造関数g_1およびg_2へのツイスト効果を分析し、その効果の大きさが研究された。その結果については現在まとめ中である。
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