研究課題
基盤研究(C)
本年度(平成8年度)の最大の成果は,超対称性がダイナミカルに破れる新しいメカニズムを発見したことである。この新しいメカニズムは,ベクター型のゲージ理論に基づくものであるために,素粒子の模型として具体的な応用が容易になった。実際に,この新しいメカニズムに基づく素粒子の模型を提案した。素粒子の統一理論に関する成果としては,ヒッグスの2重項を自然に含む,新しい統一理論を発見した。超弦理論との関係は現在研究中である。
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