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1997 年度 実績報告書

変種変量生産用工程集約型工作機械による高速・高能率加工に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08650135
研究機関京都大学

研究代表者

垣野 義昭  京都大学, 工学研究科, 教授 (00026204)

研究分担者 松原 厚  京都大学, 工学研究科, 助手 (80243054)
井原 之敏  京都大学, 工学研究科, 助手 (90213199)
キーワード変種変量生産 / 工程集約 / 複合工作機械 / ハイリードボールねじ / 高速・高能率加工
研究概要

(1)高速・高加速度運転時の残留振動の抑制
高速・高加速度運転時には機械に大きな残留振動が生じ、この状態で加工を行うと工具に重大な工具損傷が生じやすい。これを避けるため、サーボシミュレータを用いて種々のサーボパラメータや加減速パターンを設定して、残留振動の解析を行った。その結果、S字型加減速パターンが有効であることが分かった。これを、高速・高加減速マシニングセンタに応用したところ、非常に効果的であることが確認された。
(2)高速・高加速度運転が加工精度に及ぼす影響
高速・高加速度運転時にサーボの応答遅れによって生じる運動精度を、フィードフォワード制御、スティックモーション補正などによって改善できることを交差格子法によって確認した。
(3)高速・高加速度加工が工具寿命に及ぼす影響
高速・高加速度加工時に生じやすい工具損傷の防止法を、鋳鉄とアルミニウム合金をドリル加工の場合に付いて研究した。その結果、センタースルーのク-ラント供給および制御パラメータの適切な選定により工具寿命が3倍程度伸ばせられることが確かめられた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Y.Kakino: "High Speed, High Productive Machining of Automobile Parts by Machining, Center with High Speed and High Accelaration Rate" Proc. of ICPCG ′96. 192-197 (1996)

  • [文献書誌] Y.Kakino: "Concurrent Die Manufacturing by using a Machiming & Measuring Centor" Proc.of XIV IMEKO World Congress. VIII. 58-63 (1997)

  • [文献書誌] Y.Kakino: "Arbitrary Shape Contouring Accuracy Test with High Speed Endmiu Cutting" Proc.of ICPE′97. Taipei. 257-262 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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