研究課題/領域番号 |
08650456
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 宇宙科学研究所 |
研究代表者 |
小山 孝一郎 宇宙科学研究所, 惑星研究系, 教授 (00013730)
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研究分担者 |
水野 英一 宇宙科学研究所, 惑星研究系, 共同研究員 (20229701)
河島 信樹 近畿大学, 理工学部・数学物理, 教授 (60013702)
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キーワード | 電波科学 / 火星中性電気 / 火星電離層 / リモートセンシンク |
研究概要 |
1.研究成果 本研究の最終目的は1998年7月に打ち上げられる予定の火星探査機に搭載される超安定発振器より出力される約19MHzの信号を原振としたS・X帯送信機から出る電波を用いて火星の電離大気、中性大気の構造を探ることであり、このために本研究ではまずS・X帯電波を20kHz帯の信号に周波数変換するダウンコンバータ部とその信号をA/D変換して記憶媒体に蓄積するデータ取得部に対する仕様決定と共に地上系の構築を開始、現在順調に進捗している。 2.今後の展望 平成10年4月より電波科学を用いて火星中性、電離大気を研究するに必要な種々のソフトの開発に着手する。また2000年代には月電離層の検出を計画している。
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