• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1997 年度 研究成果報告書概要

サインの自動認識

研究課題

研究課題/領域番号 08650513
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 計測・制御工学
研究機関東京理科大学

研究代表者

的崎 健  東京理科大学, 基礎工学部, 教授 (50219531)

研究分担者 池口 徹  東京理科大学, 基礎工学部, 助手 (30222863)
研究期間 (年度) 1996 – 1997
キーワード個人の自動認識 / 手書きアルファベットサイン / オフライン / あいまい度関数 / 書き順情報 / サイン識別
研究概要

情報化社会の進展に伴い,自動的に,迅速かつ正確に個人を認識するシステムの確立が課題となっている.自動的に個人を認識する手法の一つとして,手書きサインの筆跡に筆者固有の特徴が現れることを利用した個人認識を試みた.このサインによる認識において最も重要な課題は筆跡のどうような特性の中に個人の特徴が現れるかを明らかにすることである.
本研究ではアルファベットでオフラインで入力されたサインから種々の特徴を抽出し,その特徴を用いて,サインの筆跡を識別し,サインの認識を行なった.
この手法の利点として次のことが挙げられる.
1)複数の特徴を組み合わせて識別を行なったこと
2)特徴の組み合わせをあいまい度関数を用いて評価したこと
3)従来,オンラインでの入力情報であった書き順情報をオフラインでの新しい特徴として導入したこと
以上の結果として,まずそれぞれ個々の入力に対し,あいまい度を最小とする特徴を用いて認識を行なった場合の最高の認識率として91.7%を得た.一方,処理の高速化などシステムの効率向上のため,特徴の選定を個々の筆者毎に選ぶのではなく共通の特徴を用いた場合は認識率88.5%,判定時間約1秒であった.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 岩崎 芳生, 的崎 健: "あいまい度を用いたオフラインサイン照合" 電子情報通信学会1997年総合大会講演論文集. 7. 283-283 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [文献書誌] M.Iwasaki and T.Matozaki: "Off Line Signature Verification Using Equivocation" Proceedings of the 1997 IEICE General Conference. 283 (1997)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より

URL: 

公開日: 1999-03-16  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi