• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1996 年度 実績報告書

レーダ降雨および地形数値情報の動画表示を用いた地形性降雨の移動特性の解明

研究課題

研究課題/領域番号 08650594
研究種目

基盤研究(C)

研究機関山梨大学

研究代表者

竹内 邦良  山梨大学, 工学部, 教授 (50016672)

キーワード国土数値情報 / レーダ雨量計 / 降雨予測 / 動画解析
研究概要

本研究は国土数値情報のうち数値標高地図(DEM)を用いて、コンピュータ上に三次元地形を描き、その上にレーダ降雨を最新の動画技術AVSとVTR編集技術を用いて動画(アニメーション)表示し、これにより、様々な気象原因ならびに季節別の降雨の移動特性の、地形との関係を統計的に解析するものである。本年度は、
(1)最も地形の影響が単純な形で現れる地域として、沖縄の八重山レーダを選び、台風性、および前線性の降雨として、以下の5ケースを解析し、動画を作成した。
1990年6月5日11-18時(前線性降雨)
1990年6月9日0時-10日21時(前線性降雨)
1990年10月4日0時-6日20時(台風性降雨)
1993年6月2日2時-15時(前線性降雨)
1994年5月31日10時-6月1日5時(前線性降雨)
(2)動画を元に降雨の移動盛衰に与える地形の影響を解析した。現在その結果を、地形形状(平野、山脈、山地高度、山脈からの距離、海岸線、島嶼、半島など)と関係づけるモデル化を進めている。
なお、解析のコンピュータ化を進めるため、解像度の高い動画を録画再生できるVTR装置を導入した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 竹内・中林・岸: "Relation between GMS-Visible ray reflectivity and solan ratiation on the ground in Japan" Proc.Int.Workshop on Macro-Hydrological Modelling,Nanjing,China,May. 41-49 (1996)

URL: 

公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi