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1996 年度 実績報告書

火砕流上層部の運動機構と数値シミュレーション手法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08650608
研究機関鳥取大学

研究代表者

宮本 邦明  鳥取大学, 地域共同研究センター, 助教授 (00263492)

キーワード火砕流
研究概要

火砕流上層部と本体部との相互作用を考慮して、微細な火砕部の本体部からのまき上げと上層部の形成、本体部の減速・停止後の上層部の運動と火砕物の降下を、本体部と上層部の大気とのせん断、連行に着目して解析を行った。その結果、本体部が高速で流下する際の上層部の形成・発達と火砕物のまき上げ、本体部の減速・停止時の火砕物の急速な沈降とそれに伴う本体部表面でのサージ状の層の形成、本体停止後の上層部の急速な減速が特徴的な現象として表現されている。現在、数値計算プログラムは1次元で作成されているが2次元に拡張することはさほど困難なことではない。また、作成された本体部と上層部と一体となったシミュレーションプログラムは他に類をみないものである。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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