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1996 年度 実績報告書

地震力による鋼構造筋違端部の局部応力と破断に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08650662
研究種目

基盤研究(C)

研究機関東北大学

研究代表者

山田 大彦  東北大学, 工学部, 教授 (90005471)

研究分担者 藤本 勝成  東北大学, 工学部, 助手 (50271888)
植松 康  東北大学, 工学部, 助教授 (60151833)
キーワード地震災害 / 軸組筋違構造 / 高力ボルト摩擦接合 / 局部応力 / 弾塑性接触問題 / 接合部破断
研究概要

1.調査 八戸市における復旧の現代とその問題点について調査を実施した。
2.実験 実際に筋違に用いられる山形鋼を加工業者の協力を得て収集することを計画し、来年度も引き続き実施する。
3.理論的解析 初期応力・接触・滑り・離間の一連の現象を含む弾塑性解析であり、膨大な容量と計算時間を要することから、モデル化との精度の検討を中心に、次の解析を実施ししている。解析ツールとしては、東北大学大型計算機センター所有のMARCを使用した。
(1)高力ボルト初期張力の導入方法
(2)高力ボルト初期張力の導入よる初期応力のレベル、分布と精度
(3)筋違端高力ボルト摩擦接合接合部のモデル化と解析
(4)軸組筋違構面モデルの作成と検討
4.公表
理論的解析の(1)から(3)について、その一部を公表した。
八戸市における軸組筋違構造の被害状況、修復状況並びに復旧上の行政的・技術的諸問題の提起について公表した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 野澤壽一: "1994年三陸はるか沖地震地震災害報告書(日本建築学会)" 5章 鉄骨造建物の被害, 44 (1996)

  • [文献書誌] 植松康: "建築鋼構造研究フォーラム資料集(鋼材倶楽部)" 最近の地震被害に見る筋違の設計施工の現状と安全性評価に関する研究, 13 (1996)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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