研究課題
基盤研究(C)
これまでに開発を進めている生糸の節検査システムの節検出機能を改善するために,検査官が判断した節のエッジ位置と節計測波形との関係を調べることにより,検査官の節検出における視覚情報処理過程を解析した.このとき,節波形における立ち上がり,立ち下がりエッジ点の近傍のウィンドウ内の最頻値からのエッジ点の差(x)と近似直線の傾き(y)をエッジ評価パラメータとしてx-y平面における分布を調べた.その結果,エッジ点はx=0の軸付近に分布し,エッジ点でない点の分布とは概ね分離できる可能性を得た.