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1998 年度 実績報告書

生体インピーダンス法による小児肥満のスクリーニング法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08670412
研究機関弘前大学

研究代表者

木田 和幸  弘前大学, 医学部, 講師 (60106846)

研究分担者 斎藤 久美子  弘前大学, 医療技術短期大学部, 講師 (20113805)
木村 有子  弘前大学, 医学部, 助手 (20281917)
西沢 義子  弘前大学, 教育学部, 助教授 (60113825)
キーワード生体インピーダンス / 小児 / 肥満 / スクリーニング
研究概要

【対象及び方法】青森県弘前市内の1〜4年生の小学生531名(男子257名,女子274名を対象とし,10月の発育測定時に身長,体重,皮下脂肪厚(栄研式改良型皮下脂肪計,明興社),BIA値(SIF-891,selco製)を3年間継続して測定した。
【結果及び考察】1.経年的変化 BIA法から推定した体脂肪率は,各学年,男女とも低下する傾向にあった。また,各学年とも女子の体脂肪率が男子の値より高い結果であった。 2.4年生から5年生,5年生から6年生の1年間の体重,除脂肪体重,体脂肪量の変化量を比較すると,男子では体重の増加量が除脂肪体重の増加に相当し,女子では体重の増加が体脂肪量の増加に匹敵していた。 3.BIA法で体脂肪率を推定し、肥満を判定することは集団的には可能であっても、個人を選別することは体密度推定式や体脂肪率推定式が未だ十分なものでないことからも不的確であると思われた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Kazuyuki Kida: "One-year Increment of Fat Mass and Lean Body Mass of Japanese School Children Using Bioelectrical Impedance" Environmental Health and Preventive Medicine. 3・3. 164-167 (1998)

  • [文献書誌] 西沢義子: "小学生の身体組成の経年変化-BIA法による3年間の測定から-" 学校保健研究. 40・suppl. 366-367 (1998)

  • [文献書誌] 中村秀雄: "経年的にみた小学生の身体発育と身体組成の検討" 日本衛生学雑誌. 54・1. 326-326 (1999)

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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