| 研究課題/領域番号 |
08670659
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| 研究機関 | 福井医科大学 |
研究代表者 |
石崎 武志 福井医科大学, 医学部・附属病院, 助教授 (80151364)
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| 研究分担者 |
飴島 慎吾 福井医科大学, 医学部・附属病院, 助手 (60262614)
松川 茂 福井医科大学, 医学部, 助教授 (00092809)
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| キーワード | アポトーシス / 血管内皮細胞 / NO / ロイコトキシン / スーパーオキサイド / ペロキシナイトライト / 急性肺傷害 |
| 研究概要 |
培養ヒト肺動脈血管内皮細胞を、肺傷害物質であるロイコトキシン(レノール酸のエポキシド、以下Lxと略)と24時間インキュベートすると、Lxの投与量(100μM)が多いと6時間後より、そして少ないと24時間後にTUNEL陽性細胞が増加した。24時間後のDNA電気泳動法によってもLx100〜10μM群にDNAラダーの出現を認めたが、Lx100μM群にはそれを認めなかった。位相差顕微鏡で観察するとLx100μM、24時間群の細胞は膨化融解像がもっぱらであるので、Lx高濃度群で時間が経過すると細胞懐死(necrosis)が強く反映されると考えられる。蛍光染色法ではLx100μM、24時問群で少数ながらクロマチン凝集を認めるので極く一部はアポトーシスを生じていると思われる。(この際Lx100〜10μM、24時間群にはクロマチン凝集を認めなかったので再度追試中である。) 近年になってH_2O_2、TNFα,IL1β、LPS、INFα、などが気道上皮細胞のアポトーシスをもたらすと報告されてきたが、Acute Respiratory Distress Syndrome(ARDS)の肺局所では上述のメディケーターが大量に派生する事も知られている。LxもARDSでの肺血管内皮細胞損傷にアポトーシスの面から関与している事が推定される。
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