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1997 年度 実績報告書

管腔側及び基底膜側からのホルモン相互作用による腎遠位部尿細管の経上皮輸送調節

研究課題

研究課題/領域番号 08671294
研究種目

基盤研究(C)

研究機関自治医科大学

研究代表者

安藤 康宏  自治医科大学, 医学部, 講師 (50212676)

キーワードバゾプレシン / プロスタグランディンE2 / 集合尿細管 / 太いヘンレの上行脚 / 基底膜側作用 / 管腔側作用 / 単離尿細管微小灌流
研究概要

1.集合尿細管での基底膜側、管腔側のバゾプレシン、プロスタグランディンE2の相互作用の検討
予備実験の段階ではあるが、ウサギ皮質部集合管において管腔側プロスタグランディンE2は基底膜側プロスタグランディンE2による水透過性更新作用に対して相加的に働くことが推定される。しかし元来プロスタグランディンE2単独の水透過性亢進作用はバゾプレシンによる抗利尿作用に比してはるかに弱いものであり、管腔側、基底膜側プロスタグランディンE2の同時投与で生じる水透過性亢進も生理的意義は疑問視される。現在管腔側プロスタグランディンE2が基底膜側バゾプレシンの水透過性亢進作用を抑制するかどうかを検討中である。
2.皮質部、髄質部太いヘンレの上行脚での管腔側のバゾプレシン、プロスタグランディンE2の相互作用の検討
ウサギ太いヘレンの上行脚での管腔側のバゾプレシン投与では今までの所、再現性のあるはっりとした経上皮電位の変化が得られていないため、管腔側のバゾプレシン、プロスタグランディンE2の相互作用の検討までいたらず、現在実験条件の検討中である。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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