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1996 年度 実績報告書

IL-12遺伝子導入ヒト悪性グリオーマ細胞を用いての遺伝子療法の基礎的研究-SCIDマウス疑似ヒト環境モデルを用いて-

研究課題

研究課題/領域番号 08671609
研究種目

基盤研究(C)

研究機関自治医科大学

研究代表者

橋本 雅章  自治医科大学, 医学部, 講師 (60221496)

研究分担者 畠 清彦  自治医科大学, 医学部, 助教授 (80192699)
永井 睦  自治医科大学, 医学部, 助手 (10265259)
キーワードIL-12 / 悪性グリオーマ細胞 / SCIDマウス / ヒト疑似環境モデル / 遺伝子療法
研究概要

IL-12遺伝子が予定どおり供与されず,現在,Genetics InstituteへIL-12 cDNA(p35,p40)をrequest中であり,供与を受ける予定である.よって,今年度は基礎実験の準備で終わった.
1)悪性グリオーマ細胞(Onda No.11)へのIL-12遺伝子導入はelectroporationにより行う予定であり,それに備え,MCP-1遺伝子(Neomycin耐性遺伝子を含む)を用い,同様の実験系でMCP-1遺伝子の悪性グリオーマ細胞への遺伝子導入法を技術的に確立,修得した.
2)(MCP-1遺伝子導入)悪性グリオーマ細胞をマウス脳内に定位的に移植する技術を修得し,評価可能な腫瘍生存状態を維持することが可能となった.
3)SCIDマウスを用い,ヒト末梢血単核細胞の腹腔内注入によるヒト疑似環境モデルの作製については,ヒト末梢血よりフィコール・ハイパックを用いて単核細胞を分離,精製し,1×10^5〜1×10^6個をSCIDマウスの腹腔内に注入すると,マウスは2〜3日で死んでしまう.注入細胞数の問題か?細胞のpurificationの問題か?他施設での成功例を参考に現在検討中である.

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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