• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1998 年度 実績報告書

骨癒合促進及び機能的判定法に関する生体力学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08671681
研究機関大阪市立大学

研究代表者

西村 典久  大阪市立大学, 医学部, 助教授 (20237738)

研究分担者 山野 慶樹  大阪市立大学, 医学部, 教授 (90069013)
キーワード骨癒合判定 / 骨癒合促進 / 生体力学
研究概要

1) 骨癒合の機能的判定:歪ゲージを用いた経時的応力測定法を種々の臨床例に適用、骨癒合状態をグラフの形状として客観的に表現することが出来た。そしてそのグラフの形状の種々相から骨癒合状態を6型に分類することが出来た。即ち基本型として正常治癒型、遷延治癒型、偽関節型、亜型として骨癒合一時期停止型、仮骨々折型、仮骨吸収型に分類できた。またこのグラフから後療法の一指標となりうることがわかった。
次にテレメトリー装置と床反力計を用いて被験者の歩行状態を計測できる動的歪ゲージ法を開発、臨床応用した。その結果、床反力計から得られるFZ値の波形と歪ゲージ法の波形とは相関しており、骨切り部に加わる負荷の方向や負荷量が客観的に把握できるようになった。
2) 骨癒合の促進:白色家兎を用いて〓骨の脚延長終了後に、低出力超音波パルス(SAFHS)を1日20分ずつ延長部位に照射することにより、骨癒合の促進することがわかった。
臨床的には脚延長、〓骨々切り術などに適用、SAFHSの骨癒合促進効果が認められた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 西村 典久: "動的歪ゲージ法を用いた機能的骨癒合判定の検討" 日本整形外科学会誌. 72. S167 (1998)

URL: 

公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi