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1996 年度 実績報告書

吸入麻酔薬は嘔吐中枢のセロトニン3型(5-HT_3)受容体応答を増強するか

研究課題

研究課題/領域番号 08671779
研究種目

基盤研究(C)

研究機関久留米大学

研究代表者

杉山 和英  久留米大学, 医学部, 講師 (80140721)

研究分担者 加納 龍彦  久留米大学, 医学部, 教授 (50040605)
石井 秀夫  久留米大学, 医学部, 助手 (80289488)
キーワード5-HT_3受容体 / 吸入麻酔薬 / 迷走神経下神経節 / パッチ・クランプ
研究概要

本研究は、嘔吐中枢とされる第4脳室底の延髄化学受容器引き金帯や、延髄孤束核の脳切片標本の神経細胞からブラインドパッチクランプ法を用いて細胞内記録を行い、セロトニン3型(5-HT_3)受容体活性化により生ずる陽イオン電流(5-HT_3電流)が、吸入麻酔薬により影響されるかを調べるものである。必要研究備品が整い、実験を開始してから約7ヶ月経過したが、なかなか安定した記録が取れず、また5-HT_3電流も殆どが100pA以下と非常に小さく、吸入麻酔薬の作用を正確に調べるまでに至っていない。脳切片標本作製時や標本の潅流に問題があると思われ、現在改良を重ねている所である。
脳切片標本と並行して、97年から頸部副交感神経節の培養神経細胞標本からの実験も開始している。まだ得られたデータは少ないが、5-HT_3受容体作働薬の2-methyl-5-HT(10〜30μM)は約40%の細胞で内向き電流を誘起し、その逆転電位は+4±2mV(n=3)であった。5-HT_3受容体作働薬の2-methyl-5-HT(20〜40μM)により誘起された5-HT_3電流のピーク値は、halothane(1-2mM)により投与前の171±21%(n=5)に、isoflurane(1-2mM)により投与前の145±9%(n=5)に増大した。一方、sevoflurane(1-2mM)は5-HT_3電流ピーク値を投与前の64±13%(n=5)に減少させた。麻酔薬の種類により5-HT_3電流に対する影響が異なる可能性を示す結果を得ている。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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