• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1997 年度 実績報告書

子宮内癌の発癌・進展におけるエストロゲン受容体変異株の生物学的意義の解析

研究課題

研究課題/領域番号 08671879
研究種目

基盤研究(C)

研究機関山梨医科大学

研究代表者

平田 修司  山梨医科大学, 医学部, 講師 (00228785)

研究分担者 星 和彦  山梨医科大学, 医学部, 教授 (20111289)
キーワードエストロゲン受容体 / mRNA / variant
研究概要

本研究の目的は、子宮内膜癌の発癌・進展過程におけるER variantsの生物学的ならびに臨床的意義を明らかにすることである。すでに、正常子宮内膜ならびに内膜癌におけるER variantsの存在とそのレベルの解析を行った。その結果、内膜癌の脱分化に伴いwild type ER mRNAレベルが低下するが、とくに分化度の低いG3癌の中にはER mRNA variantsのレベルの低下がみられないものがあることが判明した。このER mRNA variantsの遺伝子発現の調節機構を検討する目的で、ER遺伝子の上流構造についてラットおよびサルをモデルに研究を開始している。その結果、ER遺伝子に多重非翻訳第一エキソンならびにプロモーター機構が存在していることを明らかにした(文献1、2)。また、ヒトのER遺伝子の上流構造についても研究に着手し、ラットやサルと同様に多重非翻訳第一エキソンならびにプロモーター機構が存在していることを明らかにした。現在、子宮内膜癌における多重非翻訳第一エキソンならびにプロモーター機構についての詳細な解析を開始したところである。

URL: 

公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi