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1996 年度 実績報告書

serpin familyに属する扁平上皮癌抗原によるアポトーシス抑制効果の検討

研究課題

研究課題/領域番号 08671900
研究種目

基盤研究(C)

研究機関山口大学

研究代表者

住浪 義則  山口大学, 医学部・附属病院, 助手 (50253141)

研究分担者 沼 文隆  山口大学, 医学部, 助教授 (80218263)
キーワードSCC抗原 / セリン プロテアーゼ インヒビター / アポトーシス
研究概要

serine protease inhibitor(serpin)familyに属する扁平上皮癌関連抗原SCC抗原-1はIL2活性化NK細胞による細胞障害性を抑え、この抑制メカニズムは主にアポートシスの抑制によることが判っているが、このことが同じserpinに属しSCC抗原-1と非常にhomologyの高いSCC抗原-2でも言えるかどうかを検討するために以下の実験をした。
1)SCC抗原産生子宮頸癌培養細胞株SKGIIIaよりRT-PCR法にてSCC抗原-2のcDNAを合成しこれをsense及びantisense方向にretroviral vector(MFG)に挿入した。さらにG418によるselectionをかけるためにinternal ribosomal entry site(IRES)-Neo casetteをその下流に挿入した。
2)amphotropic packaging cell lineであるCRIPにtransfectionした後G418でselectionをかけ高titerのクローンを得た。
現在この培養上清でsense鎖はSCC抗原非産生扁平上皮癌細胞株PCI-51を、一方antisense鎖はSCC抗原産生子宮頸癌培養細胞株SKGIIIaを感染させ、SCC抗原高発現(sense鎖)あるいは抑制(antisense鎖)形質転換細胞を得るべくG418でselection中である。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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