研究課題/領域番号 |
08672258
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
秋山 仁志 日本歯科大学, 歯学部, 講師 (60231841)
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研究分担者 |
小林 義典 日本歯科大学, 歯学部, 教授 (20095102)
志賀 博 日本歯科大学, 歯学部, 助教授 (50226114)
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キーワード | 頭蓋下顎障害 / フランクフルト平面 / 咬合平面 / 咬合平面傾斜度計測システム |
研究概要 |
頭蓋下顎障害患者における前頭面からみた咬合平面の傾斜度が頭蓋下顎障害の発症因子のひとつになるか否かを明らかにする目的で、本年度は、まず前頭面からみた咬合平面の傾斜度を臨床の場で測定できるシステムを開発し、次いで開発したシステムを用いて正常者における前頭面からみた咬合平面の傾斜度を計測した。結果は以下の通りである。 1.下顎左右中切歯切端と両側の第2大臼歯遠心頬側咬頭頂に接するように平面板Aを被験者の下顎歯列上に設定し(平面板Aは、被験者の歯列の大きさにより3種類作成した)、平面板Aと接する別の平面板Bを下顎歯列頬側面にクラッチで取りつけた。平面板Aをはずすことにより、中心咬合位においても咬合平面と平行な平面(平面板B)を口腔外に設定することができた。フランクフルト平面は、顔面頭部に固定したU字形の平面を眼眼窩下縁と外耳道上縁を結ぶ平面と平行にすることにより設定することができた。 2.正常者に咬合平面とフランクフルト平面の両平面を構成する装置を装着後、咬合平面を構成する平面板に3個のLED、フランクフルト平面を構成する平面板に3個のLEDを付着し、6個のLEDの3次元的位置座標を計測できるシステムを用いて、各LEDの位置座標を計測し、コンピュータのディスクに記録した。 3.フランクフルト平面を基準にした場合の前頭面からみた咬合平面の傾斜度を算出するシステムを開発後、正常者の前頭面からみた咬合平面の傾斜度について計測を行った結果、正常者の前頭面からみた咬合平面は、フランクフルト平面にほぼ平行であることが判明した。
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