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1996 年度 実績報告書

顎変形症患者の顎関節症状と滑液分析に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08672319
研究種目

基盤研究(C)

研究機関佐賀医科大学

研究代表者

後藤 昌昭  佐賀医科大学, 医学部, 助教授 (10145211)

研究分担者 久保田 英朗  神奈川歯科大学, 歯学部, 教授 (50170030)
野口 信宏  佐賀医科大学, 医学部, 助手 (40284658)
豊田 純一朗  佐賀医科大学, 医学部, 助手 (80281202)
香月 武  佐賀医科大学, 医学部, 教授 (70038868)
キーワード滑液分析 / 顎変形症
研究概要

近年、顎関節内の病態を把握するために、顎関節より採取した滑液のさまざまな生化学的分析の有用性が示唆されている。顎変形症患者においては、不正咬合のために顎関節に疼痛や雑音などの症状を有する者が多い。本研究は顎変形症患者の顎関節内の状態を滑液分析から推察することを目的としている。本年度は、まず、何ら顎関節症状を認めない顎変形症患者11症例(15顎関節)より採取した顎関節滑液中のタンパク濃度および炎症性サイトカインの1つであるIL-1濃度を測定した。滑液中のタンパク濃度はBio-Rad社製タンパクアッセイキット、IL-1濃度はELISA法を用いてそれぞれ測定を行った。
その結果、タンパク濃度は平均442.4【.+-。】301.8ug/ml、IL-1濃度は平均285.1【.+-。】260.1pg/mlであった。今回の対象患者においては、X線写真上、顎関節に骨性変化は全例みとめられず、タンパク濃度、IL-1濃度との関係を示すには至らなかった。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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