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1996 年度 実績報告書

自己血輸血によるサイトカインの変化および悪性腫瘍への適応

研究課題

研究課題/領域番号 08672335
研究種目

基盤研究(C)

研究機関昭和大学

研究代表者

五島 衣子  昭和大学, 歯学部, 助手 (70176262)

研究分担者 山嵜 博義  昭和大学, 歯学部, 助手 (10239949)
キーワード自己血輸血 / IL-1β / IL-6 / ACTH / 悪性腫瘍
研究概要

自己血輸血によるサイトカイン変化をIL-1β、IL-6について検討するために、本年度は非悪性腫瘍例として、出血量が600から800ml予想される下顎枝矢状分割咬合改善術症例を対象とした。患者には術前に自己血輸血の施行、および術後の採血の説明をし、同意の得られた12名の採血をおこなった。
自己血輸血は貯血式および希釈式、または両者の併用とし、貯血式の採血は口腔外科が、希釈式は麻酔科が担当した。測定用の採血は術前、自己血返血後、手術後1日、一週間後、10日後とし、ヘモグロビン値、ヘマトクリット値、ACTH、サイトカインとしてIL-1β、IL-6の測定をおこなった。
測定結果は、ACTHは8例のデータでは自己血返血後、一日後で上昇傾向がみられた。IL-6は6例のデータでは自己血返血後に最も上昇した。現在、追加症例について検討中である。また、悪性腫瘍患者についても同様にデータを収集しており、次年度にあわせて検討する予定である。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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