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1996 年度 実績報告書

臨床看護婦の診断能力の発達過程に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08672679
研究種目

基盤研究(C)

研究機関広島大学

研究代表者

野島 良子  広島大学, 医学部, 教授 (30100655)

研究分担者 真壁 五月  広島大学, 医学部, 助手 (90274050)
伊原 由美子  広島大学, 医学部, 助手 (70274066)
冨川 孝子  広島大学, 医学部, 教授 (30155551)
キーワード看護診断 / 熟練看護婦 / 診断能力 / 推論 / 診断手がかり
研究概要

研究目的:臨床における看護婦の診断能力の発達過程を明らかにするための基礎データを得る。
研究方法と結果:
1.看護婦のJudgment skillsに関する記述的研究論文の分析から、(1)推論と経験の関係、(2)診断仮説活性化の時期、(3)推論過程、(4)ゲシュタルト形成過程、を明らかにし、臨床看護婦の看護診断過程モデルを構成して、研究代表者が第18回日本看護科学学会学術集会シンポジウムで発表した(1996年12月、東京都)。
2.新人看護婦と熟練看護婦の「診断手がかり」への注目度をVerbal protocolによって測定するための尺度として用いる3尺度事例を構成した。続いてそれらの妥当性と安定性を検証する目的で、近畿地方と首都圏の3国公立総合病院に勤務する中堅看護婦45名を被検者として、Test-Retestよって事例適正度調査を実施した。
回収率:Test=97.7%、Retest=75.0%。
結果:現在解析中。
3.本研究の鍵概念の一つとなる「熟練看護婦」を操作定義するためのデータを得る目的で、近畿・四国・東北地方の4国公立総合病院の看護婦長・副看護婦長300名を対象に、郵送法によってデルファイ調査(第一ラウンド)を実施した。
回収率:49.0%
結果:現在解析中。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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