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1997 年度 実績報告書

健康増進のためのライフスタイル改善に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08680063
研究種目

基盤研究(C)

研究機関京都文教短期大学

研究代表者

池田 順子  京都文教短期大学, 家政学科, 教授 (30076880)

研究分担者 河本 直樹  京都文教短期大学, 家政学科, 講師 (90249368)
キーワードライフスタイル / 食生活 / 健康教育システム / 幼児 / 中・高校生 / 青年
研究概要

(1)食習慣・生活習慣が形成され始める3〜6歳の幼児を対象者として、食を含むライフスタイルと健康状況との関連を検討し、健康の増進のための好ましいライフスタイルのあり方を検討した。幼児のライフスタイルの違いがは幼稚園、保育園では異なることが考えられるので、本年度は検討する対象者として保育園、幼稚園の2施設を取り上げ、まずその実態を把握し、それぞれのライススタイルが健康状況とどの様に関わっているかについて検討を加えた。その概要は学会で報告したが、今後、さらに解析を加えて幼児の健康増進のための好ましいライフスタイルについてまとめる予定である。
(2)健康教育のための好ましいライフスタイルのあり方を指導するための資料を得ることを目的として、自己の考えで行動する高校生および大学生を対象者として、食を含むライフスタイルと健康状況の実態を調査した。今後は、これらの調査結果に基づきライフスタイルと健康の関連の解析を行い、健康教育のための指導指針を作成する予定である。
(3)本研究では幼児期から青年期までの各ライフステージにおける「健康診断・指導システム」を作成する計画である。本年度は青年期の「コンピューターによる健康診断・指導システム」の開発に着手し、ほぼ完成した。このシステムを用いて調査回答者に診断結果を返却し、その診断結果に対する感想を調査によりまとめた。その結果、対象者の約95%が「自己の実態を反映している」と回答し、約95%が「今後に生かそうと思う」と回答した。今後は、これら健康教育システムについてまとめる予定である。

  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 池田順子: "青年の健康教育システムに関する研究-女子学生の食生活・生活状況と健康状況の実態-" 京都文教短期大学研究紀要. 36. 92-100 (1997)

  • [文献書誌] 池田順子: "幼児の食生活,生活状況と健康との関連の検討-幼稚園児と保育園児との比較" 日本小児保健学会講演集. 384-385 (1997)

  • [文献書誌] 池田順子: "青年女子への健康教育システムの一つの試み" 日本公衆衛生学雑誌. 44・10. 331-331 (1997)

  • [文献書誌] 池田順子: "女子学生の食生活とライフスタイルに対する介入研究" 小児保健研究. 56. 644-654 (1997)

  • [文献書誌] 池田順子: "地域における食生活指導の取り組み方法の検討" 保健の科学. 39. 559-563 (1997)

  • [文献書誌] 池田順子: "母乳中カルシウム濃度と授乳婦の乳・乳製品摂取,骨吸収および骨密度との相互関係" 日本衛生学雑誌. 51. 770-779 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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