研究課題/領域番号 |
08680237
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
川淵 里美 東海大学, 教育研究所, 教授 (10055882)
|
研究分担者 |
山田 実 東海大学, 文学部・広報学科, 教授 (30056105)
新 悠喜雄 東海大学, 教養学部・芸術学科, 教授 (10056111)
|
キーワード | マルチメディア / 学術・教育映像資料 / 電子メディア化 / 壁画画像 / 高精細度画像 / JPEG / メディアリテラシー / インターネット |
研究概要 |
マルチメディアを活用した教育内容・方法についての研究の一端として、学内にある学術・教育映像資料の電子メディア化を推進している。電子メディア化の目的は、貴重な映像資料の保存と、教育・研究に活用することである。 本研究では、具体的な取り組みとして、(1)視聴覚教育実習教材の開発と活用、(2)壁画画像の電子メディア化とマルチメディア教材の開発研究を進めている。 本年度は、(1)については、メディアレテラシーの実習としてスライド作成のためのプレゼンテーションを試作し、それを授業で活用して実習を行い、学生による作品の発表会及びその効果実験を行った。また、自作したスライドを素材としたマルチメディア化手法についても実習した。(2)については、東海大学が約20年前にポジフィルムに撮影し保管しているフランスの「サン・サヴァン教会堂の壁画」写真を電子メディア化し、マルチメディア教材作成のための準備を進めている。まず、電子メディア化については放送教育開発センターが行っている公募に応募して、高精細度画像としてJPEGでコンピュータに取り込みCD-ROMで提供された。さらに、撮影された写真資料が経年変化でかなり劣化しているため、これらの画像について色補正や画像分析を行っている。補正された画像について、音声やイラストなどの素材を付加してマルチメディア化されたプレゼンテーションを作成している。また、インターネットで情報発信するための準備も進行中である。
|