研究課題/領域番号 |
08680285
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
望月 昭彦 静岡大学, 教育学部, 教授 (30219969)
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研究分担者 |
山田 登 静岡学園短期大学, 英語科, 教授 (90210468)
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キーワード | コミュニカティブ・テスト / 個別項目テスト / 総合テスト / 分析的評価 / 総合評価 / クローズテスト / ディクテーション / コミュニケーション能力 |
研究概要 |
本年度の目的は、研究第1年目のコミュニケーション能力を測定するコミュニカティブ・テスト(CTと略)及び、総合テスト、個別テストについての理論研究に基づいて、基準参照テスト(基準テストと略)、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの4つのCT及び、総合テストとしてのディクテーション、クローズテストを作成し、実施することであった。昨年3月中旬までに英検を基にした基準テスト、県標準テストを基にした基準テストの2種類のテストを付属中学校2年生1クラスと公立高校2年生1クラスでそれぞれ実施し、妥当性と信頼性を検討した結果、英検を基にした基準テストを採用することにした。5月に公立中学校2年生約230名にクローズテストを実施し分析した結果、テストの問題文の構文と語彙が難しいために得点が非常に低かったこと、また、1学期半ばの時期に中学校2年生の英語の学力にふさわしい問題を作成することが困難であること等がわかった。そのために、6月末から、中学校の被験者を3年生に変え、クローズテストを作り直した。CTについてはWeirの3段枠組み法を基にして、主として望月が中学校3年生用のCTの作成にあたり、主として山田が高校2年生用のCTの作成にあたった。ディクテーションの作成は望月が担当した。試行テストを繰り返した後に、10月から今年3月18日まで、作成した7種類のテストを中学3年生約450名、高校2年生約450名に実施している。3月中旬には、think aloudの方式を使ってリーディングテストを行い、また、ビデオを使って、スピーキングテストを行い、非言語の伝達力を調べる予定である。来年度は、採点終了後、1.CTの分析的評価、総合評価をする、2.評定者間信頼性及び、評定者内信頼性を調べる、3.分析的評価と総合評価の相関、基準テスト、個別テストと総合テストの相関等を調べる予定である。
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