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1996 年度 実績報告書

第二言語としての日本語学習および英語学習の個別性要因に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 08680324
研究種目

基盤研究(C)

研究機関津田塾大学

研究代表者

林 さと子  津田塾大学, 学芸学部, 助教授 (50228574)

研究分担者 田近 裕子  津田塾大学, 学芸学部, 助教授 (80188268)
キーワード第二言語習得 / 言語学習 / 言語教育 / 個別性要因 / 日本語 / 英語 / データベース
研究概要

第二言語習得/学習の過程には,学習者固有の要因や,社会・文化的要因など多くの要因が複雑にかかわっている。学習者の多様化が問題とされる日本語教育において,その対応策を考える際に,学習者の多様性を学習者グループ(留学生,ビジネスマン,技術研修生,中国帰国者など)の特性によってとらえるだけでは十分とは言えない。このことは,日本語教育だけではなく,英語教育その他の言語教育においても共通の課題であり,諸要因の言語習得/学習過程へのかかわりおよび相互作用の様を,学習の個別性としてとらえることが肝要であるという認識のもとに,本研究では,日本語学習および英語学習の個別性を生み出す要因に関する基礎的研究を行っている。平成8年度は,日本語教育,英語教育に関する論文・資料の中から,データ収集の対象とする論文・資料を設定し,研究協力者(津田塾大学言語文化研究所の研究プロジェクトメンバー)を得て,分析を行った。対象とした論文・資料は,研究の蓄積が進んでいる英語教育に関するものを主とした。データベース作成および構築のための枠組の設定に関しては,専門知識の提供を専門家に求め,コンピュータ入力は,アルバイト要員に依頼した。
平成9年度は,日本語教育に関する論文・資料によるデータベースの作成,構築に努め,データベースの精緻化を図る。さらに,データベースを利用して,津田塾大学言語文化研究所研究プロジェクトの成果として先に提示を試みた言語習得/学習の個別性要因ノ全体的枠組(モデル)の再検討を行い,より一般性のある枠組(モデル)の提示を目指すことにしている。また,報告書を作成するとともに,本研究で作成されたデータベースを,他の教育,研究者が利用可能な形にすることを検討し,データベース公開の方法を探る。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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