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1996 年度 実績報告書

線図形画像直接構造解析法の高度化

研究課題

研究課題/領域番号 08680402
研究種目

基盤研究(C)

研究機関九州大学

研究代表者

迫江 博昭  九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 教授 (30215701)

研究分担者 片山 喜規  九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 助手 (00214338)
宮崎 昭雄  九州大学, 大学院・システム情報科学研究科, 助教授 (70192763)
キーワード線図形解析 / 線図形検出 / CYKアルゴリズム / 2次元CYK / ビームサーチ / 高速化
研究概要

1.研究ツールとして、日本電算機製ワークステーション JCC JU1/140 1式を購入・設置した。
2.閉曲線の解析・検出を行う2次元CYKアルゴリズムの高能率化改良を進めた。解析テーブルのリスト表現による管理、ビームサーチの導入等の改良により、処理速度で4桁、メモリー量で1桁程度の高速化が達成された。
3.複数の曲線相互間の関係をモデル化して検出する方法を検討して、個々の曲線を個別に検出するよりも高信頼度の検出が可能なことを確認した。
4.3角形を基本単位として線図形モデルを作成、ディジタル画像をモデル当てはめ解析する方法を検討した。
5.単調性と連続性を保持する2次元ワープ法に関して基礎検討を行った。
以上の内,2.が本科研研究の主目的である。平成9年度は多様な線図形を対照として実験を行い、アルゴリズムの評価改良を行う予定である。

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] M.Masroor Ali,Hiroaki Sakoe: "Dynamic programming based one dimensional-two dimensional chracter recognition algorithm with branched reference" IEICE Trans on Info.& Sys.E78-D10. 1307-1312 (1995)

  • [文献書誌] 迫江博昭 川下直人: "2次元CYK法によるディジタル画像線図形の直接構造解析" 信学技報. PRU95-183. (1995)

  • [文献書誌] 迫江博昭、片山喜規、内田誠一: "文音声認識を目的としたCYK解析アルゴリズムの効率化" 九州大学大学院システム情報科学研究科報告. 1 1. 95-100 (1996)

  • [文献書誌] 迫江博昭、内田誠一: "単調2次元ワープ法の検討" 信学技報. PRMU96-81. (1996)

  • [文献書誌] 迫江博昭、Masroor Ali 慎 重弼: "オンライン文字認識のためのキューブサーチにおける画間相互位置情報の利用" 信学技報. PRMU96-83. (1996)

  • [文献書誌] 慎 重弼、迫江博昭: "画数・筆順自由オンライン文字認識のためのキューブサーチアルゴリズムの検討" 信学技報. PRMU96-84. (1996)

  • [文献書誌] 迫江博昭、慎 重弼: "筆順フリーなオンライン文字認識のための画対応サーチアルゴリズム" 九州大学大学院システム情報科学研究科報告. 1 2(予定). (1997)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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