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1996 年度 実績報告書

情報システムの経続的な学習を可能にする能動的援助システム

研究課題

研究課題/領域番号 08680413
研究種目

基盤研究(C)

研究機関中京大学

研究代表者

三宅 芳雄  中京大学, 情報科学部, 教授 (80099910)

研究分担者 土屋 孝文  中京大学, 情報科学部, 助手 (10227431)
小笠原 秀美  中京大学, 情報科学部, 助手 (60204054)
高橋 和弘  中京大学, 情報科学部, 講師 (00236267)
キーワードアクティブヘルプ / ヘルプシステム / 能動的援助
研究概要

本研究は、多様なユーザーの詳細なシステム使用履歴を蓄積し、その分析に基づいて能動的援助システムのプロトタイプをローカルネットワーク上のシステムとして実現し、その有効性を現実の使用のなかで検証しながら、より効果的な能動的援助システムの形態を明らかにすることを目的としている。
申請者の所属する学部では、学生がコンピュータネットワークで結ばれたunixワークステーションを一年次から使っている。学生たちはemacsエディタをコンピュータ教育の一環として学んでおり、これらの学生を対象にして、平成8年度はこれまで開発してきたemacsエディタ上の使用履歴の記録、蓄積システム、能動的援助システムを、ローカルネットワーク上のシステムとして拡張し、多人数ユーザー対応のプログラムに発展させ、さらにユーザの作業対象の記録も取れるようにするための準備を進めた。
能動的援助を実現するシステムは多くの学生の使用履歴を蓄積するために大量の記憶容量が必要であり、知的処理の負荷が高くなることが予想され、これに対応するネットワークに接続された能動的援助専用のサーバマシンを購入し、セットアップした。
また、一方で、これまでSmalltalk環境で開発してきた、ユーザの作業対象の詳細な記録に基づいてユーザの必要としている援助を推測する知的な能動的援助システムを発展させた。また、ネットワーク上で多くのユーザに使用可能なものにする準備を行なった。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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