| 研究課題/領域番号 |
08680526
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| 研究機関 | 神戸大学 |
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研究代表者 |
竹中 信幸 神戸大学, 工学部, 助教授 (50171658)
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| 研究分担者 |
浅野 等 神戸大学, 工学部, 助手 (10260647)
藤井 照重 神戸大学, 工学部, 教授 (70031143)
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| キーワード | 気液二相流 / 三次元 / ボイド率 / バンドル / スぺ-サ / 中性子 / ラジオグラフ / 可視化 |
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| 研究概要 |
軽水炉の燃料棒はスぺ-サで固定されておりスペ-サ内部や近傍の冷却材挙動は複雑であって、原子炉の安全性の観点からスペ-サ近辺の二相流挙動を知ることは極めて重要である。
本研究では中性子ラジオグラフティCT法による3次元のボイド率計測を行うことにより、定常なバンドル内二相流に対するスペ-サの影響を明らかにしようとするものである。
丸セル型スペ-サを用いた4x4のロッドバンドル内空気水二相流の実験を行い、空間分解能0.18mmの再構成を行った。再構成は流路水平方向に321x321の断層図を流路垂直方向に200枚について行った。画像処理法を用いることにより、断層図をボイド率を輝度や表面プロットによって表し、得られた全ての断層図で3次元分布についてアニメーションを作成し、3次元分布をよりよく理解する方法を検討した。
得られた三次元分布により、ボイド率分布におよぼすスペ-サの影響を明らかにすることができた。環状流領域においては、スペ-サによってボイド率分布は大きく影響を受けて水の分布が流路の四隅に偏り、その影響がスペ-サの下流にも及ぶことが解った。
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