研究課題/領域番号 |
08680931
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
吉川 隆章 奈良県立医科大学, 医学部・第一病理, 講師 (90275347)
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研究分担者 |
美島 健二 奈良県立医科大学, 医学部・第一病理, 助手 (50275343)
山田 英二 奈良県立医科大学, 医学部・第一病理, 助教授 (00111899)
大串 始 奈良県立医科大学, 医学部・整形外科, 講師 (80213669)
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キーワード | SRC gene / Biomaterial / Osteogenesis |
研究概要 |
既知のマウスのSRC cDNA塩基配列をもとにprimer設計し、作成したラットcDNAをtemplateとしてPCRによりSRC cDNAの増幅をおこなった。増幅産物をplasmid vectorにsubcloningし、DNA sequencerでマウスの抹消型SRC cDNAと99%homologyがあることを確認した。このように作成したSRC cDNAを、ラットの大腿骨より採取した骨髄細胞のデキサメサゾン処理培養によりin vitroで骨形成がみられるが、この培養骨組織より、RNAを抽出し、Nothern blot analysisでこのSRCの発現を見ることができ、第86回病理学会で成果を発表した。このように、ラット抹消型SRC cDNAを作成し、培養骨組織よりRNAを抽出しNothernblot analysisの方法を確立させることに成功した。材料上での、SRC、オステオカルシン、アルカリフォスファターゼの遺伝子発現は、Bioceramicsや、J.Biomed.Mat.Res.で研究発表した(研究発表参照)。今後この方法をもちい、様々な材料と骨髄細胞を組み合わせたin vitroおよびin vivoにおける骨形成過程においてこの遺伝子の発現を検討し、材料の遺伝子レベルでの適合性および、SRC遺伝子の骨形成での役割を検討する。
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