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1996 年度 実績報告書

聴覚障害児のテレ・コミュニケーションの手段活用の評価

研究課題

研究課題/領域番号 08710208
研究機関国立特殊教育総合研究所

研究代表者

佐藤 正幸  国立特殊教育総合研究所, 聴覚言語障害教育研究部, 研究員 (50222021)

キーワード聴覚障害 / テレ・コミュニケーション / 電話機 / ファクシミリ
研究概要

本研究は、難聴学級に在籍する聴覚障害児を対象にテレコミュニケーション手段活用の評価及び検討を行うことを目的とした。方法としては、それぞれの聴覚障害児にあったテレコミュニケーション手段(電話機用補聴器周辺機器、難聴者用電話機、ファクシミリ)を選択し、その手段を用いたテレコミュニケーションの成立の程度を評価した。そして評価の結果をもとに聴覚障害児におけるテレコミュニケーション指導プログラムの構築について検討した。その結果、以下の評価項目がテレコミュニケーション指導プログラム構築に有効であることが示された
1.テレコミュニケーション機器と補聴器の操作
○テレコミュニケーションが快適に出来る環境にあるか
2.テレコミュニケーションの状況
電話機○相手に対する話しかけ
○電話機を用いたテレコミュニケーション中における環境の整備
○電話機を用いたテレコミュニケーション全般について
・予測や類推を働かせながらコミュニケーションを行うことができるか(具体的レベルから抽象的レベルへ:類推を働かせるためにも手がかりの多いものから少ないものへ)
ファクシミリ○送られてきたファクシミリを適切に理解できるかどうか
ファクシミリの併用について○送られてきたファクシミリの内容について、電話をかけ、テレコミュニケーションが適切にできるかどうか
3.現在使用しているテレコミュニケーション機器について
4.テレコミュニケーションにおいて配慮すべき点

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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