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1996 年度 実績報告書

シーケンス制御システムにおける故障検出・診断用ペトリネットモデルの自動生成

研究課題

研究課題/領域番号 08750480
研究機関大阪大学

研究代表者

鳩野 逸生  大阪大学, 基礎工学部, 講師 (10208548)

キーワードシーケンス制御システム / 故障診断 / ペトリネット / プログラマブルコントローラ / ラダープログラム
研究概要

故障診断技術は,生産現場においてその効果が直接生産効率に影響することから,生産の効率化に欠かすことのできない技術である.そのためにさまざまな方法が個々に考案され,実用に移されつつある.本研究では,PC(プログラマブル・コントローラ)によってシーケンス制御されている系をとりあげる.これは現在,実際の生産現場において広く普及している制御技術であり診断技術もさまざまなものが提案されているが,システムの性格上ほとんどのシーケンス制御システムが単品生産であり,またシステムの構築者と運用者が異なることが多いため,診断の為の情報獲得を阻害し,汎用的な故障診断システムの開発には至っていない.以上の問題に対応するため,本論文では,故障診断用モデルは,各システムから容易に得られるPCの制御プログラム(ラダープログラム),監視リレーの動作情報である正常動作ログ情報,そしてシーケンス制御系構成に関する常識的知識に基づいて自動生成する手法を提案し,シミュレーションにより評価を行った.

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Itsuo Hatono: "Automatic generation of fault detection modeuls for programmable controller based manufacturing systems using complementary-places Petri nets" Preprints of 13th World Congress of IFAC. N. 301-306 (1996)

  • [文献書誌] 鳩野逸生: "プログラマブルコントローラを用いた制御システムにおけるリアルタイム故障診断" 第6回インテリジェントFAシンポジウム講演論文集. (1997)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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