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1996 年度 実績報告書

Hsp60抗体、ICA69抗体測定によるインスリン依存型糖尿病の診断および治療

研究課題

研究課題/領域番号 08770825
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

春日 明  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (60204400)

キーワードIDDM / ICA69 / ICA512
研究概要

1.ICA69をcDNAから作製し,Western blot法でヒトおよびマウス血清と反応させたが,我々の作製した蛋白では,signal/noiseが低く現在改良中である.しかしながら,MartinらがDiabetologiaの96年度号にletterとして掲載しているようにICA69のassayは世界的な水準をもった機関でもばらつきがあり,IDDMの予知のマーカーの一つとして考えるのは困難なのかも知れない.
2.交付申請書に記載したごとくICA512抗体の測定も試みた.欧米人における結論と同様,小児IDDMでは高率に検出されその診断・予知に有用であったが,成人ではICA512抗体の陽性者のほとんどがGAD65抗体も陽性であり,スクリーニング検査としては有用でないと考えられた.

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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