研究概要 |
1)平成9年度に行った推敲過程のプロトユルデータを分析し以上のことが明らかになった.1)フラワー・ヘイズの作文産出過程モデルとの比較では,外国人留学生特有の分析が顕著であった.2)外国人留学生はモニタリングを常に行っており,文法,語彙,定形的表現に対するチェック機能は,日本人学生より多い.3)英語から日本語へ翻訳する場合と直接日本語で書く場合の比較では日本語のモニターが強く直接法の方かた,文法的正確さ,表現のバラエティーが多かった. 2)論文やレポートの分析は,報告集において分析結果を公表する予定である.
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