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1996 年度 実績報告書

身体障害者向け余暇教育プログラムの有効性の検証

研究課題

研究課題/領域番号 08871029
研究機関武庫川女子大学

研究代表者

茅野 宏明  武庫川女子大学, 文学部, 助教授 (60197613)

キーワード身体障害者 / 余暇教育 / レジャー / 動機づけ / 社会参加
研究概要

平成8年度の研究活動実績として、(1)余暇教育プログラムの邦訳とその試行、(2)余暇活動への気づきとなる書籍の購入、(3)余暇アセスメントの選定、(4)余暇教育プログラム実施場所の決定があげられる。
まず、余暇教育プログラムのワークシートを中心に邦訳し、その邦訳文の明解さを中心に試行を行い、幾度かの修正を重ねた。研究対象者はワークシートに従って、自らで回答するという作業が中心になるため、ファシリテーター用マニュアルの邦訳は行わなかった。
書籍の購入については、約170冊程度のグラビア、入門レベル、多種多様な活動領域を意識し、選定した。また、さまざまな場所や団体などの連絡先やガイドブック的役割を果たす書籍も購入した。
余暇アセスメントについては、Leisure Boredom ScaleとLeisure Competence Measureを採用することにした。前者は自由時間についてどう感じているかを明らかにするもので、既に先行研究において信頼性が見られる。後者は自由時間の使い方に能力があるかどうかを明らかにするもので、現在筆者が関係している共同研究でその信頼性を調査している途中であるが、比較的認識を正しく表現していると思われる。2つのスケールの設問数は合計で40問であるが、比較的負担が少なく、しかも短時間(約5〜8分程度)で完了できる。
最後に、兵庫県立総合リハビリテーションセンター内重度身体障害者更生援護施設において、1年間通じて余暇生活プログラムを実施する方向で現在準備を進めている。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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