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1996 年度 実績報告書

クライシス・マネージメントとしての外国人留学生への情報提供システムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 08871033
研究機関神戸大学

研究代表者

瀬口 郁子  神戸大学, 留学生センター, 助教授 (60252813)

研究分担者 鏑木 誠  神戸大学, 国際文化学部, 教授 (40093504)
實平 雅夫  神戸大学, 留学生センター, 助教授 (30253701)
山中 美恵子  神戸大学, 留学生センター, 助教授 (80252815)
中西 泰洋  神戸大学, 留学生センター, 助教授 (50252812)
水野 マリ子  神戸大学, 留学生センター, 助教授 (30243330)
西出 郁代  神戸大学, 留学生センター, 教授 (40030150)
キーワード外国人留学生 / 阪神大震災 / クライシス・マネージメント / 緊急時言語対策 / コミュニケーション・ネットワーク / 神戸大学情報ネットワーク(KHAN) / 神戸大学留学生センター(KISC) / ホームページ
研究概要

本年度の研究では、情報の内容の面と技術的な面から調査研究を進めてきた。情報の内容の面からは、国内・米国の大学における外国人留学生のための情報提供システムを調査し、クライシス・マネージメントとしての緊急時言語対策の検討を行った。また、留学生・チューターを含めた日本人学生、指導教官、留学生専門教育教官、留学生担当事務職員、留学生が研究上・学習上・生活上必要とする図書館・健康管理・日本語教育および専門教育・奨励金支給・宿舎情報・行政等の担当者等に対する聞き取り調査を実施するとともに阪神大震災時の記録資料の分析を行った。一方、技術的側面からは、(1)他のサイトとのリンク、(2)より興味を持って効果的に閲覧できる本格的なJAVA・フレーム等によるインターフェイスの導入、(3)World Wide Webユ-ティリティ・ソフトウェアを利用して、月別・日時別・ページ別・項目別のアクセス数、ドメインやホストからのアクセス状況等多角的な統計分析を行い、情報提供の効果測定を行うと同時に、それに基づく情報の取捨選択、さらに洗練された内容と使用感が選られる提供の継続、(4)フィードバック可能なコミュニケーション・ネットワークの構築、(5)多言語への対応等を調査研究した。その上で、神戸大学情報ネットワークシステム(KHAN)を活用した、HTML文書による神戸大学留学生センター・ホームページ「K.I.S.C.ver.1.0」構築、運用を行った。現在、二重三重の方法をとることによる情報の補完性、及び、大震災の教訓から危機的状況下での情報提供におけるフェイルセーフの概念を考慮して、従来の情報提供システム、及び、将来の情報提供システムと互換性を保つシステム構築、知的所有権・個人のプライバシー等に対処できるシステムの在り方を調査研究中である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 瀬口郁子: "留学生指導における教育的・心理的援助ネットワーク" 神戸大学留学生センター紀要. 4. 77-100 (1997)

  • [文献書誌] 實平雅夫: "インターネットを活用した留学生センターの情報提供" 神戸大学留学生センター紀要. 4. 101-131 (1997)

  • [文献書誌] 瀬口郁子・中西泰洋: "阪神大震災研究2 苦悩の被災生活" 神戸大学震災研究会編・神戸新聞総合出版センター, 318(77-93の部分) (1997)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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