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1996 年度 実績報告書

アルミノリン酸モレキュラーシ-ブの非水溶媒を用いた合成法の探査

研究課題

研究課題/領域番号 08875119
研究機関岡山大学

研究代表者

三宅 通博  岡山大学, 環境理工学部, 教授 (30143960)

研究分担者 松田 元秀  岡山大学, 環境理工学部, 助教授 (80222305)
佐藤 満雄  群馬大学, 工学部, 教授 (20008428)
キーワードアルミノリン酸塩モレキュラーシ-ブ / 合成 / 非水溶媒 / グリコサーマル / トリエチレングリコール
研究概要

本研究では、申請者らが従来より行っている非水溶媒からのゼオライトの合成法を参考にして、アルミノリン酸塩モレキュラーシ-ブの非水溶媒を用いた合成法を検討した。またシリコアルミノリン酸塩モレキュラーシ-ブの合成に及ぼす構造規制剤についても検討をした。
1.溶媒およびアルミニウム源にそれぞれトリエチレングリコールおよびアルミニウムトリイソプロポキシドを用いて、リン源(リン酸、五酸化リン、五酸化リン+エタノールまたはプロパノール、リン酸トリエチル、リン酸二水素アンモニウム)と構造規制剤(トリエチルアミン、トリ-n-プロピルアミン、エチレンジアミン等)との組み合わせおよび種々の出発ゲル組成比について、180℃で5〜15日間の合成条件で検討した。合成の結果、既知のアルミノリン酸塩モレキュラーシ-ブ以外に様々の未知物質が得られた。未知物質の同定および評価については現在検討中である。アルミニウム源にアルミニウムトリイソプロポキシドを使用する場合、リン源にはリン酸が最も適していた。今後さらに種々の構造規制剤を用いて検討する予定である。
2.リン酸ケイ素アルミニウムモレキュラーシ-ブSAPO-37の合成に及ぼす2種類の構造規制剤(テトラ-n-プロピルアンモニウムヒドロオキサイド;TPAOHとテトラ-n-メチルアンモニウムヒドロオキサイド;TMAOH)の混合比について検討した。その結果、Al_2O_3:SiO_2:P_2O_5:(TPAOH+TMAOH)=1:0.9:0.4:1.85の出発ゲル組成においてTPAOH/TMAOH=24〜54の範囲でSAPO-37が単相で生成することを見いだした。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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