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1996 年度 実績報告書

肝細胞癌における不死化酵素の発現とその制御

研究課題

研究課題/領域番号 08877093
研究機関熊本大学

研究代表者

杉 和洋  熊本大学, 医学部, 助手 (00274704)

研究分担者 藤山 重俊  熊本大学, 医学部, 助教授 (20109656)
キーワード肝細胞癌 / テロメラーゼ
研究概要

研究業績の概要
(1)in vitroでの肝細胞癌におけるテロメラーゼ発現の検討
各種肝癌細胞株より得られた上清画分標品を用いてTRAP(telomerase repeat amplefication protocol)法によりテロメラーゼ活性を測定し、活性が得られたことを確認した。現在、非RIによる測定系を検討している。
(2)in vivoでの肝細胞癌および前癌病変におけるテロメラーゼ発現の検討
慢性肝炎から肝硬変患者に合併した肝細胞癌およびその前癌病変と考えられる肝内限局性病変を対象として針生検及び手術切除により標本を採取した。現在これらの標品におけるテロメラーゼ活性の測定を行っており、微量の標品におけるテロメラーゼ測定系を確立しつつある。
(3)臨床検査成績と酵素活性との関係に関する検討
肝細胞癌の組織学的分化度及び各種腫瘍マーカーや画像診断所見等の臨床検査成績とテロメラーゼ活性との関係を検討している。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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