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1996 年度 実績報告書

カルシトニン受容体の多様性とカルシトニン及び類縁ペプチドの生理作用の研究

研究課題

研究課題/領域番号 08878103
研究機関静岡県立大学

研究代表者

野沢 龍嗣  静岡県立大学, 食品栄養科学部, 教授 (70053163)

キーワードエルカトニン / 受容体 / ヒト胎盤cDNA / 白血病細胞株 / RACE法
研究概要

合成ウナギカルシトニン(エルカトニン)を担体とした親和性カムラで、ウナギ脳よりエルカトニン結合蛋白を精製した。この蛋白でウサギを免疫して得た抗体は、ヒト胎盤の約60KDaの蛋白を染色した。この蛋白遺伝子をクローニングする目的で、ヒト胎盤cDNAライブラリーを抗体スクリーニングした。その結果11クローンを単離することが出来た。各クローンをサブクローニングした後、その塩基配列を決定すると未知の配列を持つ2種(1つは1クローン、もう1つは3クローン)のクローンが得られた。どちらの配列もワシントン大学-メルク社のESTプロジェクトに登録された遺伝子断片と同一で、しかし完全長の遺伝子ではなかった。そのうちの1つは(NZ3クローン)、断片をプローブとしたノーザン解析で2Kbp以上の遺伝子であることが確認された。RT-PCRによるヒト組織でのmRNAの発現解析では白血病由来の細胞株(B細胞、T細胞、単球、血小板系)では全ての細胞で発現していた。現在5′RACE法などで、上流の遺伝子配列を決定すべく実験している。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Nozawa, R. et al: "Susceptibility of mice to bacterial and fungal intections----" J. Pharm. Pharmacol.48 (1). 64-67 (1996)

  • [文献書誌] Shouji, Y., Nozawa R. et al: "Seroprevalence of Helicobactor pylori infection in patieuts with ----" Microbiol Immunol.40 (7). 499-503 (1996)

  • [文献書誌] Ueno, T. et al: "Monoclonal antibodies to rabbit hepatocyte myosin that----" J. Gastroenterol. Hepatol.11. 223-229 (1996)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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