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2008 年度 実績報告書

土壌中に存在する難溶性重金属の重金属超集積植物による溶解・吸収機構について

研究課題

研究課題/領域番号 08F08098
研究機関神戸大学

研究代表者

阿江 教治  神戸大学, 農学研究科, 教授

研究分担者 MANI Rajkumar  神戸大学, 農学研究科, 外国人特別研究員
キーワードPhytoremediation / 重金属 / 根分泌物
研究概要

1.研究の実施に先立ち,重金属汚染土壌の「Phytoremediation」研究について,重金属の超集積植物の根圏に生息する土壌微生物の重金属耐性と植物に与える生育促進効果について,「レビュー」を行った。このレビューは,「Biotechnological applications of serpentine soil bacteria for Phytoremediation of trace metals」のタイトルで「Informa Healthcare」誌に受理された。
2.重金属汚染土壌,および鉱物組成を異にする土壌(アロフェン質火山灰土壌,沖積土,花崗岩性の畑土壌)に植物(超集積植物を含む8種類の植物の種子を播種し栽培している。
3.上記,植物種子を砂耕栽培し,砂を洗浄し新鮮な植物を回収した。回収した根を蒸留水に浸積し,根から分泌させる有機酸やその他の物質の回収を行った。現在,これらの分泌物が重金属を含む土壌あるいは難溶性重金属を含め鉱物からの溶解能力を計測中である。
4.根分泌物を回収した後,新鮮な根を採取し,根表面に存在するキレート活性の能力を測定するためのモデルとなる難溶性鉱物の検索を行っている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Biotechnological applications of serpentine soil bacteria for phyto-remediation of trace metals2009

    • 著者名/発表者名
      Mani Rajkumar
    • 雑誌名

      Informa healthcare (掲裁確定)

    • 査読あり

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公開日: 2010-06-11   更新日: 2016-04-21  

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