研究課題/領域番号 |
08F08764
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
村田 智洋 早稲田大学, 情報生産システム研究科, 教授
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研究分担者 |
LIN Hao Wen 早稲田大学, 情報生産システム研究科, 外国人特別研究員
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キーワード | メタゴールプログラム / 自律協調型スケジューリング / ジョブスケジューリング / 意思決定支援システム / 生産システム / 最適化 / インタラクティブスケジュール |
研究概要 |
上記研究課題に対して下記(1)〜(4)について研究を実施し研究成果を得た。 (1)研究実施内容の詳細化:研究代表者と研究分担者の議論を通じて本研究の目標と研究分担者提案による基本アイデアであるインタラクティブ・メタゴールプログラミング(IMGP)の技術的内容について相互理解を深めるとともに、応用対象に想定する自律協調型生産スケジューリングに関する文献調査を行い、必要機能の整理と研究実施内容の詳細化を行なった。具体的には、生産システムにおけるフロアショップレベルの機能であるジョブスケジューリングと物流ネットワークにおける配送スケジューリングを応用研究の対象に選定し、問題分析ならびにIMGPの適用可能性の検討を行なってIMGPを適用できる見通しを得た。(2)基本アルゴリズムの設計:ジョブスケジューリングに関してIMGPを適用するための問題の定式化と基本アルゴリズムの設計を行なった。さらに、基本アルゴリズムにもとづき計算機による意思決定支援システム(DSS)を実現するための基本機能設計を行なった。(3)ソフトウェアアーキテクチャ設計と開発環境整備:IMGPのアイデアをソフトウエアとして実装するためのソフトウエア・アーキテクチャ基本設計を行い、それに基づいて実装に必要な開発環境整備(ワークステーションの開発基盤セットアップと最適化計算パッケージのインストール)を実施した。(4)研究会発表の実施:上記(1)に関する研究成果について学会発表論文を執筆し、電気学会情報システム研究会にて研究発表を行なった。
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