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2010 年度 実績報告書

日・韓の中学校における「包括的平和教育プログラム」の開発 NGOとの協働を中心に

研究課題

研究課題/領域番号 08J07113
研究機関京都大学

研究代表者

孫 美幸  京都大学, 人文科学研究所, 特別研究員(PD)

キーワード平和教育 / 中学校 / NGO / 国際研究者交流 / 日本:韓国
研究概要

1、両国における学校とNGOによる教育実践の先行研究を「多文化共生」の分野を中心に分析し協働する上での課題を整理した。前年度に比較検討し博士論文としてまとめた内容の一部を再編集し、「立命館平和研究」(立命館大学平和ミュージアム紀要)への投稿準備を行った。
2、中学校やNGOが協働した「多文化共生教育プログラム」を教員と協力して引き続き開発し、その成果を発表しながら、韓国のNGOや教員に協働や交流の提案を行った。筆者がコーディネーターとして関わっている「多文化共生教育プログラム」を、2010年度は「ロシア・ウクライナ」をテーマに授業を開発、実践中である。これまで2年生を中心に行っていた授業を1年生にも拡大するなど、プログラムの充実をはかっている。また、実践の一部が韓国の「多文化新聞」などに記事として紹介され、韓国で多文化教育に関わる人々に広く実践を紹介する機会を得た。
3、NGOなどのトランスナショナルな主体と中学校が協働する「包括的平和教育プログラム」を「多文化共生」の視点から開発した。開発したプログラムの実践事例について「日本ホリスティック教育研究大会」で発表し、内容を再検討しながら、「国際理解教育」(日本国際理解教育学会誌)への投稿準備を行った。
以上のような研究成果を広く公表していくことは、日本と韓国の学校やNGOとの連携を進めるだけでなく、グローバルな協働ネットワークへの基礎づくりとなりうる点で大変重要である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 学校で多者による協働プログラムを実施することの意義~ホリスティックなつながりを意識した多文化共生教育の実践から~2010

    • 著者名/発表者名
      孫美幸
    • 学会等名
      日本ホリスティック教育協会研究大会
    • 発表場所
      神戸親和女子大学(兵庫県)
    • 年月日
      2010-06-26

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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