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1999 年度 実績報告書

生涯学習社会づくりへの大学の参画に関わる国際比較研究

研究課題

研究課題/領域番号 09041001
研究機関北海道大学

研究代表者

小林 甫  北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (90002146)

研究分担者 竹内 新也  北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 助教授 (70301926)
木村 純  北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 助教授 (90153212)
町井 輝久  北海道大学, 高等教育機能開発総合センター, 教授 (60091500)
山田 礼子  プール学院大学, 国際文化学部, 助教授 (90288986)
笹井 宏益  国立教育研究所, 生涯学習研究部, 生涯学習体系研究室長 (10271701)
キーワード高等教育 / 生涯学習 / 遠隔教育 / エクステンションスクール / 地域と大学
研究概要

1999年度は、パリにおける補足調査を行うとともに、アメリカ・ポートランド市、タイ・バンコク市での研究報告書をした。そうして、研究報告書の作成を行っている。
1)パリでの補足調査は、UNESCO本部ならびにOECD本部に対して行ったもので、昨春のケルン・サミットにおける両国際組織へのライフロング・ラーニング振興に対する役割期待の内実を探ることにあった。両組織とも21世紀における「知価革命」に教育活動をシフトさせようとしてる点で共通のベクトルを持っており、わが国で理解されている先進国中心のOECD、途上国中心のUNESCOという区分は、誤解を招くものである。
2)パリではまた、フランスの成人教育や生涯学習に対する聴取調査・文献収集も行ったが、大陸側ヨーロッパの一国・フランスの考え方、文化との関係を知る上で有益であった。
3)アメリカ合衆国オレゴン州のポートランド州立大学とは、この間、共同研究を進めてきたが、本年度は8月に同大学、P・ラッツィオレイ教授に北海道大学に来ていただき、研究交流を行った。そうして10月には、S・リーダー教授を含め、ポートランド市で開かれた高等教育に関する「アジア・パシフィック・カンファランス」で本研究代表者が共同報告を行った。「生涯学習(ライフロング・ラーニング)と一般教育(ジェネラル・エデュケーション)の関係性」を、《ライフロング・ラーナーズ》としての学生の教育という点で結合させようとしたものである。
4)タイ・バンコク市のシーナカリンウィロット大学とは、本学術研究による学術調査をきっかけとして、研究交流が重ねられてきたが、本年2月にはバンコク市で行われた「ヒューマン・リソース・ディベロップメント協会」の国際シンポジウムにて、「生涯学習(ライフロング・ラーニング)を通しての大学改革(ユニバーシティ・リフォーム)」に関するセッション(コーディネータは、シーナカリンウィロット大学の共同研究者)に参加し報告した。
5)以上の成果をふまえ、研究成果報告書を目下、作成している。

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公開日: 2001-10-23   更新日: 2016-04-21  

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