研究課題
国際学術研究
本研究の本年度実績は、基本的に平成10・11年度に行われる本格的な現地調査のための事前調査及び経験交流であった。(1)研究分担者および研究協力者が平成9年8月に全員千葉大学に集まり、アムール(黒竜江部分を含む)・サハリン(樺太)地域の危機に曝された言語文化の状況に関して研究報告を行った。(2)千葉大学及び近郊に合宿して平成10年度に行う言語調査地域と調査班の組織及び各班の調査研究の分担を決定した。(3)中国東北部の調査地点の事前調査を行い、マガダン地域に本研究において調査すべき地点があるかどうかを調査した。(4)ペテルブルグの研究者と意見を交換し、世界的な研究状況に関して具体的にな知見を得た。(5)東京・北海道の研究者と研究交流を行った。この調査によって平成10年度とそれに続く研究と国際的な研究交流の進展に関して見通しが立った。
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