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1998 年度 実績報告書

博物館・美術館資料の電子化に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 09041013
研究機関総合研究大学院大学

研究代表者

及川 昭文  総合研究大学院大学, 教育研究情報資料センター, 教授 (30091888)

研究分担者 洪 政国  日本IBM(株), 東京基礎研究所, 課長
村上 征勝  統計数理研究所, 教授 (00000216)
八村 広三郎  立命館大学, 理工学部, 教授 (70124229)
安永 尚志  国文学研究資料館, 教授 (20017411)
小沢 一雅  大阪電気通信大学, 工学部, 教授 (40076823)
キーワード人文科学 / コンピュータ / データベース / 博物館 / 美術館 / 画像データベース
研究概要

本研究は3年間の予定であり,今年度(第2年度目)は主として以下のようなことを行った。
(1) 国外における博物館・美術館におけるデータベース構築状況,資料の電子化などについてのアンケート調査。
(2) オーストラリアの博物館・美術館8館を訪問し,電子化の状況に関する実態調査を行った。
(3) 米国で開催された"Museum and Web 1999"に参加し,博物館・美術館における電子媒体を通じての情報発信,データベースの構築状況について,研究者との意見交換,共同研究などの可能性について検討した。
これらの調査研究,討議の中で,問題となったのは,以下の3点である。
(1) 画像のデータベース化を進める上で,共通の分類基準の必要性があるが,現在確固たる基準がない。
(2) 構築されたデータベースの共有が,とくにインターネットなどによる利用が促進されるベきであるが,そのための国際的なルールづくりが必要である。
(3) 日本からの情報発信が圧倒的に少ない。
今後は,これらの問題を中心に研究を進めていくとともに,国際的な協力態勢づくりをめざしていく計画である。

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公開日: 1999-12-13   更新日: 2016-04-21  

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