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1998 年度 実績報告書

台湾総督府文書の蒐集と学際的研究-日本の台湾統治政策に関する総合的研究-

研究課題

研究課題/領域番号 09041033
研究機関中京大学

研究代表者

檜山 幸夫  中京大学, 法学部, 教授 (40148242)

研究分担者 栗原 純  東京女子大学, 文理学部・史学科, 助教授 (40225264)
廣瀬 順晧  駿河台大学, 文化情報学部, 教授 (50265435)
井村 哲郎  新潟大学, 人文学部, 教授 (50303095)
酒井 恵美子  中京大学, 教養部, 助教授 (00217754)
大友 昌子  中京大学, 社会学部, 教授 (30060700)
キーワード台湾総督府 / 台湾総督府文書 / 台湾統治政策 / 植民地研究 / 日本近代史 / 東アジア史 / 日本政治史
研究概要

1. 資料収集としては、8月2日〜同31日の期間、15名の共同研究者及び助手を南投県中興新村にある台湾省文献委員会に派遣して、主に明治30年代までの「台湾総督府文書」と明治〜大正期の台湾統治関係史料を収集し、その一部をデータベース化した。しかし、明治期後半は多くが水没の被害をうけたことから、文書の破損が著しく収集及び編纂作業は極めて困難なものであった。このため、「台湾総督府文書」の目録については明治37年分までしか編纂できなかった。明治34年分については4月下旬に『台湾総督府文書目録』第6巻としてゆまに書房から出版し、来年度中には第7巻・第8巻の発刊を予定している。2. 台湾統治史研究については、一昨年の研究総括会議の成果を踏まえて、それを総合的に検討してこれをまとめるために、1月14日と2月6日に中京大学で検討会を行った。3. 台湾省文献委員会での文書収集と編纂作業においては、中央研究院台湾史研究所籌備処から台湾総督府文書についての文書学的・歴史学的知識の提供と文書目録編纂についての人材養成を、との支援要請に基づき、同処研究員をはじめ台湾師範大学教授呉文星氏・政治大学副教授黄紹恒氏と文献委員会研究員三名が参加し、我々に協力した。更に、同処の要請により8月30日台湾総督府文書に関する応用知識の提供のために「日治時期台湾総督府律令制定権之研究」と題して検討会を行った。

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公開日: 1999-12-13   更新日: 2016-04-21  

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