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1998 年度 実績報告書

諸外国におけるライフスキル教育に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 09041068
研究機関兵庫教育大学

研究代表者

勝野 眞吾  兵庫教育大学, 学校教育学部, 教授 (70098523)

研究分担者 西岡 伸紀  新潟大学, 教育人間科学部, 助教授 (90198432)
島井 哲志  神戸女学院大学, 人間科学部, 教授 (30136973)
野津 有司  秋田大学, 教育文化学部, 教授 (40113906)
川畑 徹朗  神戸大学, 発達科学部, 助教授 (50134416)
高石 昌弘  大妻女子大学, 人間生活科学研究所, 所長 (50077187)
キーワードライフスキル / 健康教育 / 学校 / 国際比較 / セルフ・エスティーム / 健康行動
研究概要

本研究は,欧米のライフスキル教育の理論と実際について調査し,わが国への適用に資することを目的としている.今年度は欧州(フランス,イギリス,スイス・WHO)およびオーストラリアにおけるライフスキル教育プログラムについて下記の調査を行うとともに関連資料を収集・分析した.
(1) フランス
・ フランス教育省;フランスにおけるライフスキル教育の喫煙・飲酒・薬物乱用などの危険行動防止のための健康教育への応用を調査した.
(2) イギリス
・ イギリス教育雇用省;イギリスの公立学校における健康教育カリキュラムとその中のライフスキル教育の位置づけを調査した.
・ Teachers'Adovisory Council on Alcohol and Drug(TACADE);ライフスキル教育をベースにした健康教育プログラムの理論とイギリスでの応用例について所属研究者に対する面談調査を行うとともに各種のライフスキル教育教材を収集した.
(3) WHO
・ ライフスキル教育を応用したWHOの健康教育プログラムの世界への普及戦略を喫煙防止,AIDS予防,薬物乱用防止について調査するとともに,研究者間のネットワーク構築について担当責任者と情報交換した.
(4) オーストラリア
・ オーストラリア各地の学校を訪問し,オーストラリアの学校におけるライフスキル健康教育の実践とその評価の方法について視察した.
本年度は最終年度にあたるので2年間の調査研究の成果をまとめて報告書を作成した.

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 勝野眞吾 他: "薬物乱用防止教育の国際比較研究II" 学校教育学研究. 10. 117-122 (1998)

  • [文献書誌] 勝野眞吾: "喫煙・飲酒・薬物乱用と教育" 学校保健の動向(平成10年度版). 67-72 (1998)

  • [文献書誌] 勝野眞吾: "学校における薬物乱用防止教育の視点" 文部時報. 1463. 18-21 (1998)

  • [文献書誌] 川畑徹朗 他: "小・中学生の喫煙行動とセルフエスティームとの関係" 日本公衆衛生雑誌. 45(1). 15-26 (1998)

  • [文献書誌] 勝野眞吾: "青少年における喫煙・飲酒・薬物乱用防止-実態,背景要因と健康教育-" 学校保健研究. 40(6). 522-528 (1999)

  • [文献書誌] JKYB研究会(川畑徹朗): "ライフスキルを育む食生活教育" 東山書房(京都), 181 (1998)

  • [文献書誌] 川畑徹朗: "ライフスキルを育む歯と口の健康教育" ライオン歯科衛生研究所,東山書房(京都), 146 (1998)

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公開日: 1999-12-13   更新日: 2016-04-21  

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